エンディングノートおすすめ人気7選|初めての方でも迷わない選び方

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エンディングノートおすすめ人気7選|初めてでも迷わない選び方

そろそろ終活を始めたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない
買っても途中で挫折して無駄になってしまうのではないか」と悩んでいませんか。

自身の健康や親の将来を意識し始めたとき、「家族に迷惑をかけたくない」「自分にもしものことがあったらどうしよう」という不安を抱えるのは自然なことです。

この記事を読むことで、エンディングノートおすすめ人気7選の特長や違いが明確になり、挫折することなく今日から安心して書き始められる自分にぴったりの1冊を見つけられます。

この記事でわかること

  • 初めてでも失敗しないエンディングノートの4つの選び方
  • 人気おすすめエンディングノート7選の特徴・価格・向いている人の比較
  • 途中で挫折せずに書き終えられる実践的な3ステップ
  • パスワードや保管場所など家族をトラブルから守る安全管理のルール
目次

初めてでも後悔しないエンディングノートの選び方4つの基準

エンディングノートの選び方

市販されているエンディングノートは、手軽に買える数百円のものから、長期保存に適した2,000円前後の本格派まで多種多様です。

購入後に「項目が多すぎて書ききれない」「残したい情報が枠内に収まらない」といった後悔を防ぐため、まずは4つの選定基準を確認しましょう。

目的で選ぶ|実務手続き重視か・想い出重視か

エンディングノートは、記載する内容の比重によって大きく「実務手続き重視型」と「想い出・メッセージ重視型」の2つに分かれます。自身の目的と合致しないタイプを選ぶと、途中で筆が止まる大きな要因になります。

  • 実務手続き重視型: 預貯金口座、保険、年金、不動産、終末期医療の延命治療希望など、万が一の際に家族が直面する事務手続きの負担軽減を最優先にした設計です。客観的な事実や手続き先を箇条書きで埋められるため、文章を書くのが苦手な人でも無理なく完成させられます。
  • 想い出・メッセージ重視型: 自分の生い立ちや家系図、人生の振り返り、家族や友人への感謝の手紙を中心とした設計です。これまでの人生を振り返り、遺族に温かい気持ちを伝えたい人に向いています。

初めて終活に取り組む場合は、まず家族の困りごとを解消できる「実務手続き重視型」を選ぶのが確実です。自分史などの自由記述が多いノートは、筆が進まず挫折しやすいため注意してください。

形式で選ぶ|手軽な「冊子型」と差し替え可能な「バインダー式」

ノートの製本形式には、一般的な「冊子型」とリフィルを入れ替えられる「バインダー式」が存在します。生活環境の変化や修正の頻度を想定して選びましょう。

冊子型は薄手で持ち運びや保管がしやすく、全体の構成をパラパラと見渡せる一覧性の高さが魅力です。一方で、住所や保有口座、契約しているサブスクリプションサービスなど、年月の経過とともに変わる情報を修正する際、二重線での訂正が増えて見づらくなるデメリットがあります。

バインダー式は、不要になったページを破棄したり、新しいリフィルを差し替えたりできるため、常に最新の正確な情報を美しく維持できます。資産状況の変更が多い人や、保険証券のコピー・写真を一緒に綴じ込みたい人にはバインダー式が適しています。

記入のしやすさで選ぶ|平らに開く製本と長期保存できる紙質

エンディングノートをストレスなく書き進めるためには、「開きやすさ」と「紙質」の確認が欠かせません。

糊付けだけで固められた並製本の場合、手で強く押さえていないとページが閉じてしまい、机の上で集中して記入することが難しくなります。「糸かがりとじ」など、180度フラットに開く製本様式を採用しているノートを選べば、見開き全体にゆったりとペンを走らせることが可能です。

また、エンディングノートは記入してから数年、場合によっては数十年後に家族が開く可能性があります。薄い紙ではペンのインクが裏抜けしたり、経年劣化で文字がにじんで読めなくなったりするリスクが生じます。帳簿紙や中性紙など、長期保存に耐えうる特厚口の用紙を採用している文具メーカーの製品を選ぶと安心です。

初心者への配慮|記入例や項目ごとの解説コラムがあるか

「どの項目に何を書けばよいかわからない」という不安を解消するには、丁寧な記入見本や用語解説が掲載されている1冊を選びましょう。

例えば、終末期医療の項目において「延命治療を希望するか否か」だけでなく、具体的に「人工呼吸器の装着」「胃ろう等の人工的水分・栄養補給」といった医療措置の用語解説がついているノートは、判断に迷いません。

法的な知識や行政手続きの流れを補足するコラムが充実しているノートを選ぶことで、専門知識がない初心者でも疑問をその場で解消しながらスムーズに筆を進められます。

【比較表】エンディングノートおすすめ人気7選の一覧

人気のエンディングノート7製品の価格帯、形式、項目傾向、おすすめな人を比較表にまとめました。ご自身の重視するポイントに合わせて最適な1冊を見極めてください。

商品名形式項目傾向特徴・強みこんな人におすすめ
コクヨ もしもの時に役立つノート(LES-E101)冊子型(糸かがりとじ)実務重視帳簿紙使用で180度フラットに開き、実務項目を完全網羅迷ったらこれを選びたい実務派・終活初心者
一番わかりやすい エンディングノート(リベラル社)冊子型(大型本)バランス型全ページフルカラーで見本・解説が充実しており書きやすい初めて書く人・見本を見ながら進めたい人
自分と家族のための終活ノート(ナカバヤシ等)冊子型(ホルダー付)実務・家族重視家族目線の連絡先や身の回り品の整理項目が分かりやすい家族への引き継ぎをスムーズに行いたい人
もしもの時に家族が困らない My Ending Note冊子型(スリム)実務重視項目を最小限に絞り込み、挫折を防ぐ薄型コンパクト設計書くのが苦手な人・短時間で要点だけ残したい人
マイ・ウェイ(バインダー式)バインダー式実務・整理型ページの追加・差し替えが自由で写真や書類も綴じ込める資産や契約の変更が多い人・長期的に更新したい人
20代・30代から始めるエンディングノート冊子型実務(デジタル重視)スマホのパスワード、SNS、サブスク、ペット管理に特化若年層・デジタル遺品やペットの今後を残したい人
家族へ贈るメッセージノート冊子型想い出重視人生の振り返りや感謝のメッセージをたっぷり残せる構成家族への想いや生い立ちを温かく伝えたい人

エンディングノートおすすめ人気7選を徹底解説

ここからは、厳選した7冊の特長や詳細な仕様、メリット・注意点を詳しく解説します。自身のライフスタイルや残したい情報に合わせて選定してください。

①コクヨ もしもの時に役立つノート(LES-E101)|実務項目を網羅した不動の定番

文具のトップメーカーであるコクヨが手がける、エンディングノートの決定版ともいえる1冊です。実売価格は約1,400円〜2,250円(税込)で、東急ハンズやAmazonなどの主要通販サイトで長年高い支持を集めています。

最大の強みは、徹底的に計算された「書きやすさ」と「実務性の高さ」です。製本には高級帳簿に使われる「糸かがりとじ」を採用しており、どのページを開いても180度水平に机の上で平らになります。用紙にはにじみや裏抜けに強い特厚口の中性帳簿紙が使われており、長期保存にも不安がありません。

内容は預貯金、保険、不動産、ローンなどの資産情報から、終末期医療の希望、葬儀・お墓の手配、デジタル遺品まで、家族が死後に直面する手続きが体系的に整理されています。CD-Rや写真などを収納できる専用ディスクケースポケットが付属している点も実用的です。感情的な作文スペースが控えめで、事実を淡々と書き込めるため、迷った際に最も失敗のない選択肢です。

出典:https://www.amazon.co.jp

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②一番わかりやすい エンディングノート(リベラル社)|見本・解説付きで初心者でも迷わない

「どこからどう書けばいいのかまったくイメージが湧かない」という初心者に最適なのが、リベラル社から出版されている本商品です。

誌面は全ページフルカラーで見やすくレイアウトされており、各項目に具体的な記入見本とわかりやすい解説文が添えられています。文字のフォントが大きめに設定されているため、高齢の親世代でもストレスなく読み進めることが可能です。

実務情報と家族へのメッセージのバランスが良く、終活の全体像を把握しながら楽しく書き進められる構成になっています。「何を書くべきか悩んで手が止まる」という事態を未然に防ぎたい人にぴったりの1冊です。

出典:https://amzn.to/4qZ1RWP

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プレシャス エンディングノート 〜私の大切なノート〜(ナカバヤシ)|家族目線の項目が充実した実用派

アルバムや事務機器で知られるナカバヤシなどが展開する、遺族の行動導線を意識した実用派ノートです。

特徴的なのは、残された家族が「その時」に具体的に誰へ連絡し、どのような順番で手続きを進めればよいかが一目でわかるチェックリスト形式が取り入れられている点です。友人・知人の連絡先リストや、手持ちの貴金属・骨董品などの形見分けリストなど、身の回りの整理項目が細かく配慮されています。

しっかりとしたビニールカバーが付属しており、保管中の汚れや破損を防げる点も優れています。家族への引き継ぎをできる限り具体的に整えておきたい人におすすめです。

④もしもの時に家族が困らない My Ending Note|必要最小限で挫折しにくいスリム設計

「分厚いノートを買っても、どうせ途中で書くのをやめてしまいそう」と不安な人には、項目を必要最小限に厳選したスリムタイプのノートが適しています。

一般的なエンディングノートが60〜80ページ前後あるのに対し、本商品は30ページ前後の薄型設計になっています。生い立ちや家系図といった時間を要する項目は大胆に削ぎ落とされ、「銀行口座」「緊急連絡先」「終末期医療」「葬儀の規模」といった、本当に家族が困るコアな情報だけに絞り込まれています。

数時間から数日程度で無理なく最後のページまで到達できるため、完筆した達成感を得やすく、終活の第一歩を手軽に踏み出したい人に最適です。

⑤マイ・ウェイ(バインダー式)|ページの差し替え・追加が自由自在

常に最新の情報を整理しておきたい人から支持されているのが、ルーズリーフのようにリフィルを差し替えられるバインダー式のエンディングノートです。

年齢を重ねるにつれ、メインバンクの変更、加入保険の見直し、引っ越しによる住所変更など、登録情報は定期的に変化します。冊子型では修正のたびに二重線や修正テープで見苦しくなりがちですが、バインダー式なら該当ページだけを差し替えることで、常に清潔で見やすい状態を保てます。

また、重要書類のコピーや写真、年金定期便などを穴あけパンチで直接ファイルできる収納力も大きな魅力です。資産管理を定期的にアップデートしていきたい几帳面な人に向いています。

⑥20代・30代から始めるエンディングノート|デジタル遺品やペットの管理に特化

若年層や単身者を中心に注目を集めているのが、現代の生活様式に合わせて設計されたノートです。

従来のノートに多かった不動産や相続などの項目がコンパクトにまとめられている一方、スマートフォンやPCのロック解除方法、SNSアカウントの追悼・削除依頼、月額課金(サブスクリプション)サービスの解約リストが手厚く用意されています。また、自身にもしものことがあった際の愛犬・愛猫の引き取り先や飼育費用の希望を書き込めるペット専用欄が設けられている点も特徴です。

事故や急病は年齢に関係なく起こり得ます。「自分にはまだ終活は早い」と考えている若い世代や、身軽なデジタル遺品管理を行いたい人に適した内容です。

⑦家族へ贈るメッセージノート|感謝と思い出の記録に重きを置いた1冊

実務的な事務連絡だけでなく、「家族への想い」を形として残したい人に向けて作られた温かみのあるノートです。

幼少期の思い出、学生時代や仕事での転機、配偶者との出会い、子どもが生まれた日の感動など、自身の人生の軌跡を振り返るページが贅沢に割り振られています。家族一人ひとりに宛てた個別のメッセージ欄も広く確保されており、手紙を書く感覚で想いを綴ることができます。

事務的な手続きだけでなく、自分がどのような価値観を持って生きてきたのかを愛する家族に伝えたい人や、親から子への贈り物として終活ノートを残したい人におすすめです。

途中で挫折しない!エンディングノートの書き方3ステップ

エンディングノートの書き方3ステップ

エンディングノートを手に入れた人の多くが、「1ページ目の自分史から真面目に埋めようとして手が止まる」という失敗に陥ります。エンディングノートを最後まで機能させるためには、優先順位をつけて段階的に埋めていく進め方が有効です。

【挫折しない書き順のロードマップ】
ステップ1:緊急時に即役立つ「医療・介護の希望」(数十分で完了)

ステップ2:遺族が最も困る「銀行・保険・サブスク情報」(数日で確認しながら記載)

ステップ3:気持ちが乗ったときに「家族へのメッセージ」(余力があるときに自由記述)

ステップ1|緊急時に即役立つ「医療・介護の希望」から埋める

購入後、最初にペンを入れるべきは、万が一の急病や事故の際に直ちに必要とされる「終末期医療」と「介護」の意思表示です。

厚生労働省のガイドラインでも本人の意思決定(人生会議/ACP)の重要性が示されている通り、意識不明になった際の判断基準がないと、家族は「延命治療を中止すべきか」「人工呼吸器をつけるべきか」で生涯にわたる重い精神的負担を背負うことになります。

  • かかりつけの医療機関と持病・アレルギー
  • 延命治療(人工呼吸器、胃ろう等)を希望するか否か
  • 介護が必要になった際、自宅を望むか施設を望むか
  • 認知症になった場合の財産管理についての考え

この項目は選択肢を丸で囲む形式が多く、30分程度で記入できます。ここを埋めるだけでも、家族を守るノートとしての機能は十分に果たせます。

ステップ2|遺族が最も困る「銀行・保険・サブスク情報」をまとめる

医療の希望が書けたら、次に家族が死後に直面する「資産・契約手続き」の項目へ進みます。遺族が手続きで最も苦労するのは、「そもそもどこの金融機関に口座があるかわからない」という状況です。

休眠口座を含め、すべての資産を完璧に把握する必要はありません。まずはメインバンク、証券会社、加入している生命保険会社の一覧を書き出すことから始めましょう。

さらに見落としがちなのが、月額課金されている「サブスクリプションサービス」です。音楽・動画配信、クラウドストレージ、有料アプリなどは、本人が亡くなってもクレジットカードから自動引き落としが継続してしまいます。契約中のサービス名と登録メールアドレスをリスト化しておくだけで、死後の無駄な出費を未然に防ぐことができます。

ステップ3|気持ちが乗ったときに「家族へのメッセージ」を添える

実務的な情報の整理が完了したら、最後に余力があるタイミングで「家族へのメッセージ」や「思い出」を書き足していきましょう。

このステップは一度に完成させる必要はありません。誕生日や年末年始、家族旅行の後など、心が動いたときに少しずつ書き足していくのが長続きのコツです。

「いつも支えてくれてありがとう」「自分らしく生きられた良い人生だった」といった短い言葉であっても、遺された家族にとってはかけがえのない心の支えとなります。最初から完璧を目指さず、気持ちの余裕に合わせて育てていく意識を持ちましょう。

エンディングノート作成時の注意点と安全な保管ルール

暗証番号・パスワード

エンディングノートは家族にとって心強い道標となる反面、管理方法を誤ると重大なセキュリティ事故や親族間トラブルを招く危険性があります。知っておくべき4つの実務ルールを押さえておきましょう。

暗証番号・パスワードは直接書かない「ヒント記入の原則」

銀行口座のキャッシュカード暗証番号や、スマートフォンのロック解除パスワードをノートへ直接書くことは絶対に避けてください。空き巣被害に遭った場合や、同居・訪問者による盗難・悪用が発生した際、多大な金銭被害に直結します。

安全性を確保するためには、「ヒント記入の原則」を徹底します。本人と信頼できる家族にしか解けない法則性を用いて記録しましょう。

  • ヒントの例: 「実家の固定電話の下4桁」「長男の誕生月日+結婚記念年」「愛犬の名前(ローマ字小文字)+母の誕生月」
  • 分離保管の鉄則: 「口座番号や契約先情報」はエンディングノートに記載し、「キャッシュカードや実印、パスワードの直接的な控え」は鍵付きの引き出しや金庫に保管します。2つの情報が揃わなければ悪用できない環境を作ることが防犯の要です。

遺言書との明確な違い|財産分与に法的効力を持たせるには?

エンディングノートと遺言書の決定的な違いは、「法的効力の有無」です。この境界線を正しく認識していないと、死後に親族間での遺産分割トラブルを招く原因になります。

民法第960条において、遺言は法律で定められた厳格な方式(自筆証書遺言や公正証書遺言など)に従わなければ効力を生じないと規定されています。エンディングノートに「長男に自宅を譲る」「預金はすべて妻へ渡す」と記載しても、法的な拘束力はなく、相続人全員による遺産分割協議を覆すことはできません。

比較項目エンディングノート遺言書(自筆証書・公正証書)
法的拘束力なし(法的な強制力を持たない)あり(民法に基づき財産配分を法的に拘束)
書式のルール自由(市販ノート、パソコン、録音等)厳格(民法に準拠した手書き署名押印や公証人関与)
主な記載内容医療・介護の希望、葬儀方針、口座情報、感謝財産分与の指定、遺留分への配慮、認知、遺言執行者指定
作成・修正の手間いつでも加筆・修正・破棄が可能修正には法律上の厳格な手順が必要
費用相場1,000円〜2,000円程度数千円(自筆保管)〜数万円以上(公正証書)

財産の分け方について明確な指定を残したい場合は必ず法的な遺言書を作成し、エンディングノートには「遺言書を作成してある旨と、その保管場所」を明記しておくのが最も賢明な使い分けです。

「見つからない」と「生前に見られる」を防ぐ保管場所の工夫

エンディングノートの保管には、「生前に勝手に見られたくない」というプライバシー保護と、「死後に家族が見つけられない」という発見リスクのジレンマが付きまといます。

タンスの奥深くに隠しすぎて誰にも発見されなければ、どれほど素晴らしい希望を書いても無意味になってしまいます。逆に、リビングの棚などに無防備に置いておけば、来客や家族に生前のプライベートを読まれてしまう懸念があります。

このジレンマを解消するためには、「ノートの現物」と「保管場所の伝達」を切り分ける工夫が有効です。

  • 重要書類を入れている本棚や書斎の引き出しにノートを保管する
  • 信頼できる配偶者や子どもに「もし自分に何かあったら、書斎の机の左の引き出しを見てほしい」と場所の存在だけを事前に口頭で伝えておく
  • 直接話しづらい場合は、普段持ち歩く財布や免許証入れに「もしもの時は自宅書斎の引き出し内にノートあり」と記した緊急連絡カードを1枚忍ばせておく

親にプレゼントする際に角を立てない渡し方のアプローチ

高齢の親を心配してエンディングノートをプレゼントしようとした際、「早く死ねということか」「縁起でもない」と拒絶されてしまうケースは少なくありません。

親に角を立てずにノートを渡すための最大の秘訣は、「親に一方的に書かせようとしないこと」です。

「親のための終活」として差し出すのではなく、「自分も将来のために1冊書いてみたけれど、すごく頭が整理できて安心したから、お父さん(お母さん)の分も一緒に買ってきたよ」と、親子で一緒に取り組むスタンスを提示してください。

また、「お父さんが倒れたときに、どんな治療を望んでいるか分からないと私たちが一番困ってしまうから、希望を教えてほしい」というように、子どもの側が助かるという理由を優しく添えることで、親も前向きに受け入れやすくなります。

【Q&A】おすすめのエンディングノートに関するよくある質問 

エンディングノートは100円均一のノートや普通の大学ノートでも代用できますか?

普通の大学ノートや100円均一のノートでも代用自体は可能です。

ただし、自由帳のような白紙ノートの場合、預貯金や保険、延命治療など「何を書くべきか」をすべて自分で調べて構成を考えなければならず、途中で挫折するリスクが極めて高くなります。

市販のエンディングノートは、必要な項目が漏れなく体系化されているため、質問に答える感覚でスムーズに書き進められる大きなメリットがあります。特別な理由がない限りは、数千円を惜しまず専用のノートを用意することをおすすめします。

一度書いた後に内容が変わった場合、どのように修正すればよいですか?

二重線を引いて訂正印や修正日を書き添えるか、新しいページに書き直すだけで問題ありません。

エンディングノートには遺言書のような厳格な法律上の修正ルールは存在しないため、いつでも気兼ねなく自由に修正できます。資産の変動や契約サービスの変更が多い場合は、ページの差し替えが容易なバインダー式のノートを活用すると、常に整理された状態を美しく保つことができます。

エンディングノートは何歳くらいから書き始めるのが一般的ですか?

健康や定年退職、親の介護を意識し始める40代〜60代から書き始める人が多いですが、何歳から始めても早すぎることはありません。

近年では、不慮の事故や急病への備えとして、20代・30代の若年層がスマートフォンやSNSの管理を主目的としてノートを作成するケースも増えています。ライフステージの変化に合わせて内容を定期的に見直す前提で、「気になった今日」から書き始めるのがベストです。

まとめ|エンディングノートおすすめ!迷ったら定番ノートから始めよう

エンディングノートは、残される家族への最大の思いやりであり、自身のこれからの人生を安心して前向きに過ごすための心強いツールです。

どれを選ぶべきか決めきれない場合は、まずは実務項目が網羅され、見開きで書きやすい定番の「コクヨ もしもの時に役立つノート」を選べば間違いありません。

  • 目的(実務重視か想い出重視か)を明確にし、初心者は書きやすい実務派を選ぶ
  • 180度水平に開き、長期保存に耐えうる良質な紙質のノートを選ぶ
  • 最初から100点を目指さず、緊急性の高い「医療・介護の希望」から埋める
  • パスワードは直接書かずヒントで残し、通帳や印鑑とは別の場所に保管する
  • 法的効力がないからこそ、失敗を恐れず何度でも気軽に書き直して活用する

最初からすべてのページを埋める必要はありません。まずは1冊手元に用意し、医療や介護の希望など、書ける項目からペンを走らせてみてください。その小さな一歩が、将来の家族の笑顔と深い安心感につながっていきます。

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